副業を始める人は増えている。
しかし実際には、多くの副業初心者が稼げる前に辞めてしまう。
「自分は意志が弱いのではないか」
そう悩む人も多いだろう。
根性が必要な場面もあるので、それも一理ある。
だが私は、根性論だけでは説明できないと感じている。
今回は、副業が続かない本当の理由について私の考えを述べたい。
なぜ今、副業ブームが起きているのか?
みんなが実感していると思うが、ここ数年で時代は大きく変わり始めている。
転職だのNISAだの生成AIだの、メディアで取り上げられる機会が非常に多いと感じる。
一昔前では考えられなかった。
また、FIREという単語を聞くことも増えた。
しかし、大多数の人にとって現実は厳しく、給料はなかなか上がらない癖に、物価や税金は簡単に上がる。
すなわち実質賃金は下がり続けて、生活は苦しくなっている。
そんな時代背景もあり、少しでも生活を豊かにしたい、あるいは苦痛な仕事を辞めたいなどという理由で、副業熱が高まっている。
しかし、残念ながら副業はそんなに甘くない。
簡単には稼げないと断言できる。
なぜなら私も苦労している一人だからだ。
「1日5分で月10万円!?」といったふざけた詐欺広告に騙されてはいけない。
よく語られる「副業が続かない理由」
まずは、よく言われる典型的な副業が続かない理由について述べたい。
先に言ってしまうと、これらは別に間違ってはいないが、核心をついていないように思う。
ゆえに、それだけでは本質的な解決にならない。
ありきたりな原因①「時間がない。疲れている。」
これは最も多く挙げられる原因だろう。
本業が忙しくて、あるいは家事や育児が忙しくて、副業に充てられる時間がない。
さらに、疲労で気力も沸かない。
これは理解できるし、多分本当にそうだと思う。
確かに、もっともらしい理由に見える。
ありきたりな原因②「結果が出ず、自信を失う」
数ヶ月継続しても成果が0だったりすると、自分には才能が無いのではないか?
と思ってしまう。
事実か否かは別としても、結果が出ないとそう思ってしまうのも無理はない。
心が折れて諦めるなんてのはよくあることだ。
私も何度も心が折れた。
ありきたりな原因③「他人と比べて落ち込む」
SNSでは、嘘か本当か分からないような輝かしい成功体験が語られている。
実際には、それは一部の天才が目立っているだけであることが多い。
あるいは、誇張された発信である可能性が高いのだが、真に受けてしまう人がいる。
自分は全然ダメだ、と自信を無くして辞めてしまうのだ。
副業が続かない本当の理由
それは、「必然性がないから」だ。
先程、それらしい理由を3つほど挙げたが、本当の理由はこっちだと思っている。
副業なんてやらなくても、別に生きていけるからだ。
人間は、“やらなくても困らない努力”を長期間継続できるほど強くない。
本業であれば、みんな嫌だなーと思いつつも仕事に向かう。
なぜなら仕事をしないと生きていけないからだ。
もしも職を失ってしまうと、いずれ路頭に迷う。
一方、副業であれば、少々サボったところで生きていけなくなることはない。
仕事や家事育児で疲れている中、なんとか力を振り絞って副業をしてみたものの、全く結果が出ない。
すると、悪魔の囁きが聞こえてくる。
「それをやって何になるの?誰も見てないよ。諦めて好きなことをして過ごそうよ。」
そうやって多くの人が離脱するのだ。
副業を続けるにはどうすれば良いのか?
それでも継続するためには何が必要か?
簡単に言うと、必然性を作れば良い。
やり方は色々あるが、ざっと例を挙げてみる。
・やらないと不利益が生じるようなルールを自らに課す(作業しない日はSNSを見ないなど)
・自分がやることをできるだけ大勢に宣言する(やらなかったらダサいし信用を失う)
適当に例を挙げたが、別に方法は何でも良い。
独自の必然性を探して欲しい。
また、厳しいことを言うようだが、必然性も作れず、気合いで継続もできない人は、そもそも副業をやる必要が無い人である。
副業なんてのは、そもそも必ずやらなくてはならないことではない。
副業は、誰にも強制されない。
だからこそ続けるには、「なぜ自分はやるのか」が必要なのだと思う。
まとめ
副業が続かないのは、単なる意志の弱さではない。
人間は、「やらなくても困らないこと」を継続できるほど強くない。
だからこそ必要なのは、根性論ではなく、自分なりの「必然性」を作ることなのだと思う。
逆に言えば、そこまでしてやる理由が無いのであれば、無理に副業をする必要もない。
人生は、副業だけが全てではないのだから。




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